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人気絶頂 「源氏物語」常夏(とこなつ)の巻・近江の君の誕生の際、延暦寺の別院・妙法寺の長官が安産祈願を行う・自筆・茶道具18B 和書
4.2
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商品詳細情報
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新品 ：41740232463
中古 ：41740232463-1 |
メーカー | 69dc348dd5fe | 発売日 | 2025-04-08 13:34 | 定価 | 25000円 | ||
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和書の作品リスト
レディースの製品
京都の公卿・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「常夏（とこなつ）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。宮内素玄著 川瀬一馬校『鑑定暗の明り』限定200部 昭和13年 安田文庫刊 古美術品・骨董品蒐集に関する随筆。
原文は「源氏物語・常夏の巻」として美しく描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。☆E0132和本明治13年（1880）写本「会津双桜記（石部桜由来記）」全1冊/古書古文書/手書き。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。浅野和三郎述『皇道大本の概要』大正9年 大日本修斎会刊(皇道大本叢書) 出口王仁三郎 大本教。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。供養 八供養 仏教 江戸時代 検)仏陀空海古書和書古文書古本浄土宗浄土真宗真言宗天台宗密教護摩江戸期 ND。現在の今上天皇と系譜がつながっている。農家必読 初編。
関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。日本カトリック年鑑 昭42 キリスト教 基督教 新約聖書旧約聖書 検）神学宗教学カトリック教会 プロテスタント教会 宣教師戦前明治大正NU。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。華照夫人『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕共箱二重箱。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。【真作】「大阪城郭誌・大阪城誌 上中下」小野清 明治32年 古書 和書 y2536。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。水谷不倒（水谷弓彦）編『浮世草子西鶴本』大正9年 水谷文庫刊 井原西鶴絵入本を木版摺で紹介。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。美品『国宝 源氏物語図屏風』 俵屋宗達 江戸時代 静嘉堂文庫美術館蔵 函 解説 便利堂 縮小屏風。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。☆3082和本明治42～43年忍行田古記録「東照宮祭典用書類」15点程度/埼玉県/古書古文書/手書き。（資料の記録は下記に掲示）
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。尊祐『辯顕密二教論科略解』（全6巻6冊揃）元禄10年 前川権兵衛他刊 江戸時代和本 真言宗 仏教書 仏書。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。考古学会編 寺崎広業・小堀鞆音模写『扇面古写経下絵』大正9年刊 四天王寺所蔵「扇面法華経冊子」（平安時代）仏教美術 日本美術。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。★文久三年 御上洛御用掛供奉御役人附 木版5枚 ※少穴と皺あり★ (管=古絵図函)。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。龍尾園香城編『不忍千句』文久3年序 其角堂蔵梓（其角堂永機）江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳諧千句興行 しのばず千句 大江舎貫乎 藤島太年他。また、各巻ごとの書かれた年については不明。「水間寺観音薩縁起」元禄3年 寺僧中敬白 大阪府貝塚市の天台宗寺院「龍谷山水間寺」江戸初期の仏教書 仏書 観音菩薩 江戸時代和本。従って、応永五年とは、書き始めの年である。東山如月(如月寿印)註『中華若木詩抄』（全3巻3冊揃）延宝7年刊 江戸時代和本 漢詩集 和漢の七言絶句抄物。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。『洲之内徹小説全集 特装版』（全2冊揃）限定200部 1983年 東京白川書院刊。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。古文書 「登美宮様御下校二付宿内申渡帳」 徳川斉昭 烈公 烈公夫人 吉子 水戸 歴史資料 江戸 下向 婚礼。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。校正救荒本草。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。桑原廉一郎 自筆書簡1通（真筆保証品）島村剛一宛 封筒付 昭和13年8月15日付 父・桑原芳樹や國學院大学に関することなど 気比神社宮司。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。西国巡礼歌要觧。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。式場隆三郎著 柳宗悦題簽 外村吉之介布装 芹沢銈介型染和紙カバー『夜の向日葵 テオの手紙』限定200部（和紙特装本）昭和17年 畝傍書房刊。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。弓箭之部 武家名目抄 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀剣 刀術 剣術 範士 兵法 兵書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓矢 弓道 支那 武士道 殺人剣。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。七夕百首。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。☆E0201和本江戸嘉永6年（1853）写本「合衆国人上書和解」1冊/木内山寿/古書古文書/手書き/日米和親条約。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。写本 加州敵討 古今忠義鏡 江戸時代 武術活劇 武士 武道 加賀国 石川県 検） 戦前明治大正古書和書古本古文書 NS。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。★0408和本江戸期徳川家戒名命日「崇廟祭名録」全1冊/摂門(竹尾次春)/増上寺/古書古文書/木版摺り。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。守川周重・早川松山・山崎年信画『近世鹿児島軍記』（10冊）明治10年小林鉄次郎刊 明治時代和本 西郷隆盛 草双紙 絵草紙 彩色木版画 浮世絵。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。★H538和本江戸享保9年（1724）崎門学垂加神道「斎部八箇祝詞註」全1冊/跡部良顕の直筆本/古書古文書/手書き。
出品した「源氏物語」は常夏（とこなつ）の内容の要旨
「常夏の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。成田蒼キュウ著 桜井梅室編『対塔庵蒼キュウ句集』（全2冊揃）天保10年刊 江戸時代和本 俳句集 俳諧 俳書。第26帖。花彙 草部。光源氏36歳の5月の話玉鬘十帖の第26帖。小堀源三郎編 平野長富画『新撰日光山誌』明治15年刊（栃木県）明治時代和本 折込銅版画3枚揃（地図 日光東照宮境内図 奥日光湯元温泉図）。巻名は光源氏と玉鬘が常夏の花（撫子）を詠んだ和歌「なでしこのとこなつかしき色を見ばもとの垣根を人や尋ねむ」にちなむ。長良川鵜飼之図。源氏の君36歳の夏の話。HH-5858 ■送料無料■寛政6年 荒木流棒目録 巻物 伝書 橘子衛 落款 在銘 荒木志摩守 武道 武術 中山忠吾 高遠藩士 古書 古文書 肉筆/くYUら。盛夏の六条院で、釣殿で涼んでいた源氏は夕霧を訪ねてきた内大臣家の子息たちに、最近新しく迎えられた落胤の姫君（近江の君）のことを尋ねる。名勝絵入改正仙台市内全図。夕霧と雲居の雁の仲を許さない不快も手伝って痛烈に皮肉った。【貴重 京都の古写真】『明治の京都』田中緑紅(編) 京を語る会 写真50枚+解説冊子 祇園祭 高瀬川 京都駅 金閣寺 清水寺 四条大橋。内大臣と夕顔の君の姫君である玉鬘の姫君は、いつになったら実父・内大臣に会えるのか思い内大臣と源氏の君の間の板ばさみの玉鬘であった。草木錦葉集。一方、源氏の皮肉を聞いた内大臣も激怒。御仕置留 天保9年～天保12年(26件) 浜田市古文書を読む会 浜田市立図書館 浜田藩/島根。雲居の雁のところへ出向いたが、夏の暑い盛りに単を羽織ってうたた寝していた姿に「はしたない」と説教する。茶の湯 裏千家 千宗室 茶道本 茶之湯 利休居士 本勝手 炭手前 風炉 隅炉 點茶 茶室 茶器 茶碗 茶入 水指 茶釜 茶筅 茶巾 點前 棚荘方 点前。またあまりに姫君らしくない近江の君の処遇に思い悩む。エフェメラ 北園克衛「中村書店 栞」1960年代頃。そこで長女・弘徽殿女御の元に行儀見習いへ出すことを決めたが、女御へ贈られた文も和歌も支離滅裂な出来で、女房たちの失笑を買うのだった。竹久夢二 図録 検索⇒ 美人画 大正ロマン 大正の浮世絵師 屏風 洋画家 掛軸 三味線 宵待草 出帆 女性像 挿絵 絵本 絵図版 図録 撫子 黒船屋。
「常夏（とこなつ）」自筆原本の上部には、「養在深窓人未知」（養われて深窓に在あり 人いまだ識らず）という篆書印が押捺されている。☆E0245和本江戸文久3年（1863）地方行政地方書写本「地方落穂集」6冊揃/古書古文書/手書き。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。一具庵一具著（高梨一具）『断橋思藻』（全2冊揃）安政2年序刊 江戸時代和本 岩間乙二に学んだ陸奥の俳人 俳諧書 俳書 句集 青森県郷土史料。この言葉は、「常夏」の巻の原文で「窓の内なるほどに従ひてゆかしく思うべかめるわざなれば」とある。山下関一/林栄吉編 長谷川小信画『歌舞伎隈取百面種』（全5集揃/彩色木版画50枚入）大正14年浮世絵版画刊行会（京都市西洞院五條）。一般にごく普通の男でさへ深窓の両家の娘には心をひかれるが身分の高い六条院の内にいる玉鬘の姫のことを世間では美しいと評判ですよと源氏の君が玉鬘の姫君に伝える場面である。引札 金のなる木と鶴亀。玉鬘の姫君の美しさを中国の絶世の美女と称される楊貴妃をたとえた漢詩であることが「深窓」の文字からもくみとることができる。松浦詮『床之書』私家版 肥前国平戸藩藩主「東都茶会記」登場の明治時代茶人 茶の湯・茶道・近代茶人史料 床の間飾り 掛軸。紫式部が「常夏」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。武門要鑑抄。詳細な理由は下記説明欄に記載（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。幕府領（会津藩預所）佐倉村古文書●宝暦７年写 会津孝子傳 全 ６９丁 大沼郡佐倉村 現在の福島県昭和村 231112。）
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」常夏（とこなつ）の巻》
「常夏」の巻は英文で「Wild Carnations」と表記されます。日本書紀 備考共。
《自筆上部の「常夏（とこなつ）」自筆原本の上部には、「養在深窓人未知」（養われて深窓に在あり 人いまだ識らず）という篆書印が押捺されている。佐々木松後述『俳諧いまは昔』天明2年序 橘屋治兵衛 江戸時代和本 田中五竹坊伝 出雲俳人中島魚坊序文 俳諧書 俳書 俳句 連歌 俳諧今者昔。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。富岡鉄斎他詩文 松田彦六画『豊前耶馬渓真趣図』明治24年序 湖月堂（大分県中津）邪馬渓勝景図譜 明治時代和本。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。『殷墟卜辞綜類』●島邦男編●汲古書院●1977年発行増訂版●全608P●検)和本唐本古書漢籍拓本書道碑法帖甲骨文字象形文字。この漢詩は白楽天の「文集」の中の有名一節です。■ 弘化四年(1846) 東寺【夜叉神】牛王宝印■江戸期 教王護国寺 牛玉宝印 厄難除け 護符 御符 木版 弘法大師 空海 真言密教 御朱印 京都■。》
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。古文書 木村武山 書簡 掛軸 堅山南風 宛 茨城県 笠間市 出身 日本画 歴史資料。）
「自筆原本」
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。万物集記（黒船来航に対する大名の意見書）。
自筆上部の「養在深窓人未知」（養われて深窓に在あり 人いまだ識らず）という篆書印が押捺されている。白雲堂無相著 塙保己一・屋代弘賢序『連歌百談 連歌茶談』（3冊）文政3-7年刊 中野康章旧蔵 江戸時代和本 連歌書 俳諧書 俳書。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。小沼丹 初版本3冊セット『懐中時計』『銀色の鈴』『埴輪の馬』いずれも函帯付完品。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。★0553和本江戸文久2年（1862）写本「御勅書并勅使御持参御書付写ほか」1冊/古書古文書/手書き/幕末の京都。この漢詩は白楽天の「文集」の中の有名一節です。中山御祈祷図 仏教 検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NS。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。(中国唐代)湛然 (宋)知礼(宋)可度解 (明)正謐分合『十不二門指要鈔詳解』（全4冊揃）天和2年刊 江戸時代和本 法華経 仏教書 仏書 中国古典。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。栂尾明惠上人伝記。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。谷村光義著 壺井義知校『建武年中行事略解』（全5冊揃）享保17年 茨城多左衛門 江戸時代和本 後醍醐天皇『建武年中行事』註解書 有職故実書。
《「源氏物語」常夏（とこなつ）の巻》
《「養在深窓人未知」（養われて深窓に在あり 人いまだ識らず）という篆書印が押捺されている。『中田一男創作蔵書票 第四輯』限定100部 昭和8年 版画工房刊 自画自刻自摺木版画蔵書票15枚 別紙2枚付。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。藤井高尚『日本紀の御局の考』文化8年 城戸市右衛門他刊 江戸時代和本 紫式部 日本書紀 日本紀御局考。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。仁王経法則 仏教 江戸時代 検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。この漢詩は「白楽天の文集」に由来するものです。真壁甚太夫『中安主典宛書簡』〔紙本肉筆真作〕/古文書 久保田藩 文書 秋田藩 秋田県 歴史資料 藩史編纂 手紙 書状 江戸時代。》
《やく(役)》・・・・・なゝり。古文書 書簡 酒井三良 原孝恒 宛て 封筒付き 歴史資料 日本画 福島県 会津 三島 （レターパックライト発送）。かくたまさかにあ(会)へる
おや(親)のけう(孝)せんの心あらは、この物のたま(宣)ふ
こゑ(声)を、すこ(少)しのとめてき(聞)かせ給へ。市川義方『水理真宝』（全2冊揃）明治30年 博文館刊 明治時代和本 治水・水害対策の築堤建造物などを銅版画挿絵入で紹介。
さらはいのち(命)もの(延)ひなんかし」と、
をこめい給へるおとゝ(大臣)にて、ほゝゑみてのたま(宣)ふ。原双桂著 多紀元簡序『温泉考 温泉小言』寛政6年 須原屋伊八梓 江戸時代和本 温泉論 温泉効能論 東洋医学書 医書。
「した(舌)のほん(本)しよう(性)にこそは侍らめ。堅州古峯原山略図。
おさな(幼)く侍しとき(時)たに、こはゝ(母)のつね(常)に
くるしかりおし(教)へ侍し。鶴寿百人一首。めう(妙)ほう(法)寺のへ(別)
たう(当)大とこ(徳)の、うふ(産)や(屋)に侍りける、
あへ物となむなけき侍りたうひし。☆E0219和本江戸天保12年（1841）国学和歌「百人一首新抄」全1冊/石原正明/古書古文書/木版摺り。いかて此した(舌)と(疾)さ、
やめ侍らむ」と思ひさは(騒)きたるも、いとけう(孝)
やう(養)の心ふか(深)く、あはれなりとみ(見)給ふ。西国順礼歌諺註。
「そのけ(気)ちか(近)くい(入)りた(立)ち
たりけん・・・・・《大とこ(徳)こそ》
（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。井原雲涯編『日本南画集覧』（全3冊揃）大正8年晩翠軒 池大雅 与謝蕪村 谷文晁 田能村竹田 中林竹洞 渡辺崋山 菅茶山 浦上玉堂 帆足杏雨他。
《「源氏物語」常夏（とこなつ）の巻》
《六条院の釣殿の宴・源氏の君、高欄によりかかる》
《源氏の君と明石の君の娘・明石の姫君が将来、天皇の后への夢を語る》
《源氏の君と明石の君の娘・明石の姫君が将来、天皇の后として立后》
《深窓の姫君（内大臣の娘・雲居の雁の姫君）を将来の后にと願う内大臣の心情》
《内大臣が双六を打つ姫君を襖越しのぞく有名な場面の原文》
《近江の君の誕生の際、延暦寺の別院・妙法寺の長官が安産祈願を行う》
《（近江の君）「なんのそんなことは。☆E0269和本明治34年（1901）稲の品種農業「稲種得失辨」全1冊/秋田県南秋田郡豊川村/石川理紀之助/古書/和紙に活版。ご大層に考えてお勤めを
いたしますのなら、なるほど窮屈でしょうけれど……。『随葉集』（全10巻全3冊揃）江戸時代和本 俳諧書 俳書 連歌。
大御大(おおみおお)壺取(つぼと)りの役ででもお仕えいたしましょう」
と申しあげなさるので、大臣は辛抱がおできにならずお笑い出しになり、
（内大臣）「それは不相応な》・・・・・・役目でしょうな。石原憲治著 芹沢銈介装丁『日本農民建築』(全16冊揃)昭和9-18年 聚楽社刊 江戸時代の農家・住宅建築写真集 図版約2400点 日本建築 日本家屋。
こうしてたまにやっと会えた親に孝行しようという気持があるのなら、
そなたの何かおっしゃる声を、もう少しゆっくり聞かせてくだされ。頼山陽著 篠崎小竹序『日本楽府』文政13年 吉田屋治兵衛他刊 江戸時代和本。
そうしたら、わたしの寿命も延びるにちがいないな」
と、おどけたところのある大臣なので、苦笑しながらおっしゃる。■弘化四年(1847) 東寺【御影堂 牛王宝印(御舟牛王)】■京都 真言宗 教王護国寺 牛玉宝印 護符 御符 木版 弘法大師 空海 真言密教 御朱印■。
（内大臣）「舌の生れつきなのでございましょう。『大正十年四月 靖国神社臨時大祭写真帖』。
幼うございました折でさえ、私の母がいつも苦にして
注意しておりました。総勘文鈔 日弘上人 明治26年 日蓮宗 仏教 検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NS。妙法寺の別当大徳が私の生れたときに
産屋(うぶや)に控えておりましたが、それにあやかったせいだと嘆いておられました。彩色木版画譜『教育子供のをしえ』明治20年代刊 鳥類画譜 明治時代和本。
なんぞしてこの早口を直すことにいたしましょう」
と、これは大変なことだと思っているのも、まことに
親孝行の心が深く感心なことだと大臣はごらんになっている。長野義言（長野主膳）著 堀内広城校『歌乃大意』（全2冊揃）弘化3年序 江戸時代和本 国学者の歌論書 和歌論 井伊直弼 近江彦根藩士。
（内大臣）「その話の、すぐ近くに入りこんで
いたとやらの・・・・・《大徳こそ、まったく困ったご仁でしたな。京鶴述 春亭主人慢述『三芝居役者競楽屋雑談内證噺 一名穴さがし』江戸時代和本（畳物一舗・元袋付）歌舞伎役者番付。
その早口はまちがいなく大徳の前世で犯した罪の報いらしい。分類聚鈔吉浦箋 浄土真宗 仏教 検）親鸞本願寺仏陀空海浄土宗浄土真宗真言宗 戦前明治大正古書和書古本 NF。
(おし)と言吃(ことどもり)とを、法華経の悪口を言った罪にも数えていますよ」》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。養蚕新書。
《Wild Carnations （常夏）》
But if you do wish to demonstrate your keen sense of duty,
then see if you can't manage to let your words have
a little more room.
Space them a little more generously.
Let them be drawn out a little more and I will feel
that the years of my life are being drawn out with them."
He smiled at his little joke.
"I've always had the fastest tongue.
Mother scolded me for it, way back when I was a baby.
The steward of the Myohoji Temple, she said,
it was all his fault.
He was there when I was born way out in Omi,
and he had the fastest tongue too, and that was where I got it.
I'll see what I can do about it."
She said it most solemnly, as if prepared to sacrifice anything
in the cause of filial duty.
He was touched.
英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）
《常夏》
能如此，我的寿命也可延了。『守住貫魚画譜』明治時代 芸艸堂刊 彩色木版画譜（全12枚揃）徳島藩の日本画家 帝室技芸員 徳島県郷土史料。”位大臣善于滑稽，
着笑容。御祈祷所申渡書。近江君：
“我的舌是天生成如此的呀！
我从小就，我那已故的常常苦苦地息着告我：
‘出世，妙法寺那个快嘴快舌的老走我房里来念，
便肖似了他。大印山 淑舟(温蓮社 白雲抱幽石印)『圓光大呂佛遺訓一枚起請文建暦二年正月源空...』明治 まくり 肉筆/法然 南無阿弥陀佛 古文書 浄土宗。’很替我担心。☆3193明治8年（1875）書道免状巻物「運筆法伝統」1巻/暉山俊淳（小山内暉山）青森の書家/古書古文書/手書き。
我得想个法子改了毛病才好。1936年 新代議士写真名鑑 衆議院 帝国議会 アイヌ族 議員 戦前 古文書 検索⇒当時物 歴史資料 貴重 貴族院 生写真 満洲 興安嶺 安東県 新京。”
内大臣也很替担心，但听了，
得有一片十分深的孝心，便：
“走房里来念的老，不是个好人。恐怖の歯型 大下宇陀児 昭和24年発行 古書。BR>他有毛病，正是前世罪的。盛岡藩御絵御用【本堂光亀 (本堂蘭室）】字:金卿 号:蘭堂『漢画人物圖』掛軸〔紙本肉筆真作〕/文人画家 門人:沼宮内蘭渓 泉沢修斎 本堂圭斎。犹似巴和口吃，
是大乘典的。伊達千広『随縁集』（全2冊揃）明治27年序 陸奥家蔵版 明治時代和本 陸奥宗光の父の歌集 短歌 和歌。”
内大臣本想把送交弘徽殿女御，此又不妥。写本 各務支考『第八言行論・第九変化論・第十法式論』文化4年 嶋素閑写 江戸時代和本（写本）俳論書「俳諧十論」後半部。
中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）
左の写真が「源氏物語」常夏の巻の末尾（原本番号24-A）の押印。皆遵撰『正信偈絵抄』（全2冊揃）安永2年 菱屋治兵衛他版 江戸時代和本 浄土真宗 仏教書 仏書 絵入本。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印（竹に雀）
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。西国順礼歌諺註図会。冬姫は内大臣・通誠の養女。神道黒住教神理概論俚諺解。
冬姫は通称。山崎闇斎・松岡玄達（松岡恕庵）『桜之弁 桜品』江戸時代和本 青山花茂本店旧蔵書（印記「花茂本店北野家図書印」）本草学書 植物学書 花書。正式な名は伊達貞子。染織 呉服 振袖 染織 図録 紋様 印染 着物 友禅 型絵染 江紋 板中形 版染 絞り染 紬織 錦織 紋織 図鑑 縮緬 綴れ 通 組紐 刺繍 佐賀錦 和服。
左上の篆書体は、「養在深窓人未知」（養われて深窓に在あり 人いまだ識らず）という篆書印が押捺されている。和本 「和刻本 諸子大成 全12冊」 長澤規矩也 漢籍 影印。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という篆書印の内容です。KK52-004 霊光録S9.3月号 帝国心霊研究会 ※焼け・汚れ・シミ・キズあり。
篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。引札 えびすと鶴。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。送料無料 吉備古瓦図譜 第2輯 玉井伊三郎 限定200部 昭和16年 古瓦 残欠 仏教美術 神社仏閣 検) 奈良 白鳳 天平 飛鳥 和本 古文書 仏像。）
（出品した自筆の「断層画像写真」（常夏の巻）MRI 26―18B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」、上は娘の幾千姫（玉映）の落款
「源氏物語」「常夏の巻」の資料
下記写真は、源氏の君とその子息・夕霧を訪ねた内大臣の子息たちが源氏の君と話しをかわす場面を描いております中央が源氏の君、その左が夕霧。1883年 紋様書 明治16年 奈留美か多 検索⇒図案 香盒 設計 木版摺 支那 文様 古玉 武器 兵器 軍服 古建築 彫文 小田切春江 浮世絵 絵本龍紋。そのほかが内大臣の子息たち。九段坂上靖国神社之図。
上記絵巻は、源氏の君と話しをかわす内大臣の子息たち。田宮仲宣（田宮橘庵）『橘庵漫筆』文政9年 塩屋卯兵衛他刊 江戸時代和本 絵入本 大田南畝・曲亭馬琴と親交をむすんだ戯作者の随筆集。
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。完品 水谷川忠麿編『近衛直麿遺稿 文藝篇』限定200部 昭和10年 近衛家刊 総手漉和紙本/元袋付 詩人 ホルン奏者。
《「養在深窓人未知」（養われて深窓に在あり 人いまだ識らず）という篆書印が押捺されている。出羽久保田藩士【奥山榕斎】明徳館教授『詩書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/ 本姓:糸井 名:高翼 字:君鳳 通称:九平 / 出羽秋田の士族。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という篆書印の内容です。桑山俵四郎『日光東照宮旧祭典略図』明治22年 鬼平金四郎刊（栃木県日光）神輿渡御祭「百物揃千人武者行列」彩色木版画譜 明治時代和本。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。東華房編（各務支考）『越の名残 巻下』柏屋勘右衛門刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 連歌。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。士気振興 最新日本陸軍軍歌集 昭和10年 旧日本軍 軍事 ミリタリー 戦前明治大正古書和書古本 NP。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。祇園南海『南海先生詩稿 前後二百首』宝暦11年序刊 漢詩集 江戸時代和本 南海先生一夜百首 南海詩稿 一夜百首。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。☆2705和本明治摺り国学神道「玉襷」9冊/平田篤胤/古書古文書/木版摺り。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。1937年 陸軍省 地図 中華民国 満洲帝国 台湾 朝鮮 樺太 支那 共産軍力 中央軍備 汪精衛 蒋介石 関東軍閥 憲兵 国民党 生写真 総督府 古建築。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。餘馨・華道家元池坊献納飛行機命名式並記念華会写真帖/非売品/昭和17年/九七式戦闘機・八八式七糎野戦射砲を献納・陸相東條英機感謝状。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。関野準一郎『飛騨遊記』限定100部 昭和26年 私家版 オリジナル木版画絵本。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。(中国・周)尹喜撰 白井眞純校『文始真経』（全3巻揃/元合本1冊）元文5年 須原屋伊八刊 江戸時代和本 中国古典 唐本漢籍和刻本 関尹子。撮影後、展示のために再表装をしております。黒田清綱旧蔵書 井上文雄『伊勢の家つと』（2冊＝初編＋二編）文久2年跋刊 江戸時代和本 歌論書 和歌論 伊勢の家づと。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。百人一首拾穂抄。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。佐藤米次郎『童謡版画集 こけしの夢 第一輯』限定50部 昭和15年 私家版（朝鮮仁川府）彩色木版画全4枚揃。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。皇太子殿下岡山県行啓誌/岡山県/昭和2年/昭和天皇/縣下各地を御巡啓あらせられて具さに教育産業・自治其の他 各般の情況を観察せしめ給ひた。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。昭和23年 猪熊弦一郎 パルファン No.2 脇田和/三岸節子/角浩/白尾三男/小林三郎/中西利雄/伊勢正義/石川滋彦/横山泰三/小田善一/倉光俊夫。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。有賀長伯『和歌分類』（全7巻7冊揃）享和3年 須原屋平左衛門他刊 江戸時代和本 歌学書 和歌文学。
２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。☆E0233和本江戸寛政2年（1790）「小笠原流武家故実礼法写本」1冊/絵入古書古文書/手書き/書院飾/祝言ほか/小笠原躾方絵図。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。内臓一覽圖 著者兼發行者／山口縣士族／今田束 明治22年3月11日印刷。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。三字経絵抄。
「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。■図解満州産業大系 全5巻揃 日本図書センター[管理番号102]。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。児島如水・児島徳重『農稼業事』（全5冊揃）文政元年 丹波屋栄蔵刊 江戸時代和本 農業書 農書 稲作方法 綿栽培方法など。
３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。嵯峨野彦太郎編『新案測量 東京全図』明治33年 奎暉閣刊 明治時代古地図（彩色石版画）和本。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。手漉和紙 毎日新聞発行 3000部限定 1021V5G。
４・近衛基熙（このえもとひろ）について
近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。古文書 「田舎土産むらさきぞうし」 水戸天狗党 筑波山挙兵 幕府追討軍 歴史資料 和書 (レターパックライト発送）。母は後水尾天皇皇女女二宮。向嶋桜花盛況之景。実母は近衛家女房（瑤林院）。春秋庵白雄（加舎白雄）拙堂増補 大窪詩仏序『俳諧寂栞』（全3冊揃）文化9年須原屋伊八他刊 江戸時代和本 俳諧 俳句 連歌 俳書。幼名は多治丸。抜隊法語（塩山仮名法語）。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。唐松神社の宮司 物部長元『田祖大神』まくり〔紙本肉筆真作〕/出羽物部氏 秋田県大仙市協和 神功皇后の創建,源義家が再建した神社の宮司。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。小幡篤次郎・小幡甚三郎『英文熟語集 全』慶應4年 尚古堂発兌 江戸時代和本 元版（初版本）幕末期の英語参考書。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。池上文僊画『達磨百図』大正4年 佐藤駒太郎刊 京都四条派野村文挙に師事した絵師 達磨図 ダルマ 仏教美術 仏画 中国禅宗の開祖。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。完品 日夏耿之介『詩集 咒文』限定330部のうち特製本 昭和40年 冬至書房刊 著者ブロンズ像写真図版貼込・天金装本。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。『玩具に就いて ランバス女学院保育部三年生』戦前刊 聖和女子学院資料。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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